「魅力は、地域の人のつながりと、自然に寄り添った暮らしによる豊かさです」
「独立して農業をやりたいと思い、農業に適した場所を探していた時に出会ったのが緑区の青根地区という場所でした」。吉見さんは愛知県の農業生産法人で主にトマトなどの栽培に携わった後、青根地区で新規就農をするため、家族で青野原地区へ移住しました。
吉見さんによると「青根地区は標高450mで、農業ができる土地の中では県内で最も標高が高く、また、水に恵まれている」ことから、トマトを栽培したいと考えていた吉見さんにとってぴったりの場所でした。
「魅力は、地域の人のつながりと、自然に寄り添った暮らしによる豊かさです」と語る吉見さん。
農業を始めるにあたっては、地域の方が色々と支援をしてくれました。また、子どもの世話も近隣の方が家族同然のようにしてくれて、「地域全体がひとつの家族のよう」に感じたそうです。
現在は、家族で登山をしたり、道志川で川遊びをしたりととても良い経験が出来ています。「ここには自然の恵みを肌で感じることができる喜びがあります。子どもも元気に、毎日笑顔で過ごしていて、移住して心から本当に良かったと思えます。お金では買えないとても豊かな暮らしがここにはあると思っています」と満面の笑みで農作業を行っています。
平成30年2月取材