FUJINO ART SANCTUARY – アートの棲むまち藤野 –
四季折々の豊かな自然が織りなす里山の風景の中にひっそりとたたずむ野外作品たち。
さまざまなジャンルの芸術家が創作活動を行う「アートのまち藤野」ならではの散策路を巡り、その作品の魅力にこころのときめきをかんじてみませんか。

【芸術の道】を紹介していくよ!
お楽しみに♪

1.フジノゲート

作:髙橋 政行(平成21年)
芸術のまちFUJINOを訪れる人々を迎え、帰路に着く人々を見送る「芸術への門」。藤野アートを巡る旅は、ここから始まり、ここへ帰り着く。人々の心の中に芸術の灯が輝き続けることを夢見ながら、ゲートは静かに佇む。
●藤野観光案内所入り口に設置されています。




2.バッファロー

作:ジム・ドラン(昭和63年)
荒々しく大地を掛けるバッファローの雄々しい姿。生命の躍動感を、陰影豊かな造形で表現した作品である。
●藤野観光案内所「ふじのね」横に設置されています。




3.藤波

作:輿倉 豪(平成2年)
淡い紫は藤野の記憶。目にするたび、日常の中で忘れ去られた情景や色彩が、今も色褪せることなく、人々をやさしく迎えてくれる。
●平成21年 全面リニューアルしました。






4.瀞(とろ)

作:深谷 泰正(平成元年)


5.記憶容量─水より、台地より

作:岡本 敦生(平成3年)


6.両側の丘の斜面

作:三梨 伸(平成2年)


7.COSMOS

作:村上 正江(平成2年)
彼女が見つめる瞳は、内に秘めた愛を持って太古へいざない、遠く宇宙へ旅立つ。
彼女の思いは悠久の風に乗り、無限の世界へと続いている。




8.限定と無限定

作:古郷 秀一(平成3年)
周辺の環境を直接作品に取り込むため、細い鉄筋を幾重にも重ねて、半透視の空間を作っている。これは、彫刻と空間の固定的な枠を越え、見え隠れする新たな空間を提示している。作品相互の強烈なコントラストの中に、自然への労いが伝わってくる。




9.射影子午線

作: 加藤 義次(昭和63年)
楕円球状パイプから1988年10月の天空を望めば、火星が見えるように設置されている。
ユークリッド幾何学の曲線は楕円、双曲線、放物線の三種類で構成され、射影空間の中に宇宙の広がりを構成している。



10.山の目

作:髙橋 政行(昭和63年)


11.森の守護神

作: 佐光 庸行(平成3年)
藤野の自然を大胆に切り取り、石の素材でシンプルに、しかもダイナミックに表現している。樹木の生命感あふれる姿を想像させ、また、DNA(染色体)の遺伝子をも連想させるこの作品は、過去から未来へと、自然のたくましさを語り伝える。



12.回帰する球体

作:中瀬 康志(平成元年)


13.吠える

作: 植草 永生(平成元年)


14.語り合う石たち

作:杉浦 康益(平成2年)


15.羅典薔薇

作: 加藤 義次(平成2年)


16.FLORA・FAUNA

作:原 智(平成2年)


17.庵(いおり)

作: 斉藤 史門(平成3年)
林の中に、あたかも何十年も前から存在しているかのような建物らしきもの。やがて錆び、朽ち果て、草木に覆われて庵となる。人の生活と歴史、過ぎ去った時間を表現した作品。



18.季節の翼/未来への躍動

作:中瀬 康志(平成3年)


19.森の記念碑

作: 池田 徹(平成2年)


20.芽軸

作:田辺 光彰(平成2年)
大自然の醍醐味は発芽の瞬間。
この作品は、植物が目を出す時の凄まじいエネルギーを表現している。
その形はユリの発芽から発想し、光を求めるかのように、南を指して傾いている。




21.空を待つ柱

作: 土屋 昌義(平成3年)
ステンレス板を組み合わせて造られた塔。これまでの塊の空間とは異なる虚空間を創造することで、自然との調和を図った作品である。陽光を反射し、板と板の間を風が通り過ぎることで、自然と共鳴する音楽的空間をも形作っている。




22.雨

作:フェリット・オズシェン(平成8年)
芸術の道のゆるやかな坂道に、窓から雨を眺める「Rain on my (your) window」がある。
窓の先には、天空に湧き出た雨雲が、大地に雨を降らせる情景。
天の恵みを、周囲の自然と共に感じさせてくれる作品。



23.あなたと…明日の空の色について

作: 武荒 信顕(平成3年)


24.カリブー

作:ジム・ドラン(昭和63年)


25.トライアングル・ウインド・ソング

作: 鈴木 明(平成2年)


26.過去からのひびき(エコー)

作:アロイズ・ラング(昭和63年)


27.緑のラブレター

作: 髙橋 政行(平成元年)


28.カナダ雁

作:ジム・ドラン(昭和63年)


